いつも着る服についている洗濯表示のマークが、海外と同じに変更されました。
今までと全然違う!なんだか難しそう…と思った人はいませんか?
最初はちょっと難しく感じるかもしれませんが、
実は新JIS表示は
消費者のわかりやすさを第一に考えられたものなのです。
今回は、新しい洗濯表示のマークについて、どのように変更されたのか
なぜ海外と同じ表示にしたのかをまとめました。
新JIS洗濯表示マークは、世界中で使われている国際規格と同じです。
旧から新JISへの変更点として、漢字やカタカナ表示が無くなり、
基本の記号が5つとシンプルになりました。
洗い方:たらいのマーク
漂白方法:さんかく
乾燥方法:しかく
アイロン方法:アイロンのマーク
クリーニングの種類:まる
これに横線、点、数字との組み合わせと、禁止であるバツマークで、
41種類の洗濯方法を表現します。
横線は多い方が「弱い」、点は多い方が「高い」、数字は「表示の温度より低い」と
覚えて下さい。横線は勘違いしやすいかもしれませんね。
全部の表示を覚えなくても、基本を理解すれば大丈夫!
洗濯表示が変更されたのは、実に約40年ぶりなんです。
なぜ今になって海外の表示と統一されたのか不思議ですよね。
日本だけの決まりがあると、輸入された洋服の洗濯表示と違ってしまいます。
そのため、使いづらいな…と思うと買うことに後ろ向きになってしまい、
貿易に支障が出てしまうかもしれません。
それではいけないということで、経済のボーダーレス化を目指すことになりました。
洗濯表示を海外の物と統一するのは、日本の国際化への動きなんですね。
新JISの洗濯表示に慣れれば、海外で買って来た洋服のお手入れも簡単です。
ご紹介した基本に無い細かい洗濯表示もありますので、気になる方は
「新しい洗濯表示」で検索してみてください。
消費者庁や経済産業省のホームページに全ての記号一覧が紹介されています。
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